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高齢者の死亡原因の上位を占める肺炎球菌のワクチン接種を実施
白石内科クリニックでは、高齢の患者さん向けに肺炎球菌のワクチン接種を実施しています。肺炎は、65歳以上の高齢者の死亡原因の中で上位を占める病気です。肺炎を引き起こす菌は多種類ありますが、その中でも肺炎球菌が最多といわれています。肺炎球菌は、莢膜(きょうまく)という分厚い膜に包まれているのが特徴です。
私たちの体内に異物が侵入すると、通常は免疫機能がはたらいて異物を攻撃します。しかし、肺炎球菌は莢膜に覆われているために免疫からの攻撃に耐える力があり、体内から完全に退治はできません。また、中には抗生物質に対して耐性を持つ肺炎球菌もいます。
そこで、肺炎球菌ワクチンの接種が重要です。ワクチンを接種すると肺炎にかかりにくくなるほか、一度の接種で約5年間は有効とされています。肺炎球菌は、肺炎以外にも菌血症や敗血症、髄膜炎などの疾患を引き起こす可能性もありますので、ぜひ打っておきましょう。
ちなみに、白石内科クリニックでは、インフルエンザワクチンやコロナワクチンの接種にも対応しています。これらのワクチン接種を希望する方は、慈昂会ワクチン予約センター宛に電話を入れるか、専用サイトを通して予約できます。
なお、両ワクチン接種に関する問い合わせについては、白石内科クリニックでは対応できませんので、必ず慈昂会ワクチン予約センターに電話してください。公式サイトに掲載されているお知らせも各自で確認しましょう。